離島物流効率化・コスト改善対馬市地元協議会を開催~街には韓国からの観光客があふれていました

1月31日、「離島流通効率化・コスト改善方策検討事業第二回対馬市地元協議会」が開催され、私も主催者として出席させていただきました。同事業は、国において、平成24年度新たに創設された「離島流通効率化事業」の活用による施設整備が主眼で、「ハード整備」事業です。今回は、日本離島センターの仲田調査部長にもアドバイザーとして対馬に東京から来ていただきました。厳原に到着してまず目に付いたのが、韓国からの団体観光客が街や店にあふれていたことです。対馬市地域再生推進本部で対馬市島おこし協同体事務局を務められている前田剛主事にご案内いただき、短時間ですが多くの韓国人観光客が来られるスポットを見学しました。対馬の魅力を満喫するだけでなく、韓国人の免税品購入や韓国在住の欧米人の対馬来訪ニーズもあることが良くわかりました。同時に、外国人だけでなく、国内旅行客を取り込み、バランスを取ることが観光振興にとって重要であることも感じました。私が以前から提唱し、このブログにも書いていますが、対馬・壱岐は、九州各地から人口が流入し、アジアからの人流も増えてきている福岡経済圏をどう取り込むかが重要です。「定住人口を減らさず、交流人口を増やす」ことが、地域振興の理想ですが、対馬は対馬流でこの理想に近づけることができると思いました。(画像は、空き店舗を活用して開店した韓国人観光客に人気のカフェ・パブ「ちんぐ屋」の前で、日本離島センター仲田部長・対馬市前田主事と。韓国語が飛び交っていました。)

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