8月18日、長崎MICE誘致推進協議会設立総会が開催され、私も委員として、出席しました。医療・福祉、スポーツ文化、経済団体、地元企業、工業、中心商店街等、宿泊、観光施設等、旅行、交通関係、印刷等、飲食・土産関係、コンベンション関係、大学、行政・関連団体から、合計57人の委員が出席し、幅広い民間企業・団体を巻き込む姿勢が強く現れていました。まさにMICEの成功の鍵は、企業・団体のネットワークで、全国・海外や地域のコンベンション・会議・展示会等のニーズをどれだけ吸収できるかです。今回はMICE事業主体の一部となるので委員には入っていませんが、コンベンション・会議誘致の専門企業である、PCO（Professional Congress Organizer）の存在も大きいです。これと併せて、地元経済・産業界・大学等が地元の努力でコンベンション誘致をする体制を組むリーダーシップが求められます。観光の質を高めて交流による街作りを実現するためには、従来からの修学旅行や団体旅行に加え、「国際観光」や「コンベンション誘致」と言った新しい分野に積極果敢に挑戦することが必要で、この二つの観光課題に成功した所が生き残ると思います。「ローマは一日にして成らず」の精神で、チャンスを捉えて段階的に進めていくことが正攻法だと思います。（画像は総会での田上長崎市長のMICEの説明。右が、川添会長（長崎国際観光コンベンション協会・会長）。2014.8.18撮影。）
