長崎近代化遺産研究会9月例会~長崎歴史の学校・県北近代化遺産調査を議論

9月21日夜、長崎近代化遺産研究会9月例会が開催され、①「長崎歴史の学校近代化遺産コース」の内容・講師調整、②県北近代化遺産調査研究などが議論されました。①は、長崎市文化財課主催で、これまであまり講義されてこなかった、長崎の近現代史を初心者にもわかるように解説し、11/2-2/1に開催します。②は、長崎県学術研究費補助金の同研究会に対する採択事業(研究代表者は菊森、共同研究者は宮川氏・原田氏)で、「佐世保・北松(ほくしょう)の近代化産業革命遺産」と題し、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」が長崎市の文化遺産が対象となっているのに対し、佐世保・北松にも多くの近代化産業遺産が存在しており、老朽化が進んでいるので、それらを収集し記録に残すために行います。今回は、岡林隆俊・長崎大学名誉教授に先行研究や資源の保存活用方法をご指導いただき、県北の観光資源開発や教育にも役立つ調査と提言を行う予定です。まず第一回調査隊として、9月25日、佐世保・佐々に存在する旧世知原(せちばる)線・臼ノ浦(うすのうら)線・柚木(ゆのき)線(いずれも廃線)に沿って、ルート(trail)調査を行うこととします。全国の炭坑・鉄道跡・橋梁等の近代化産業遺産に関心のある方にも研究会のHPを通じて情報発信していきたいと思います。興味ある方、研究をされている方は、研究会例会にご参加ください。

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