長崎県離島基幹航路運賃対策協議会に出席しました~離島住民の足の確保を

2月17日午後、長崎県離島基幹航路運賃対策協議会がマスコミ公開の下で開催され、委員として出席させていただきました。この協議会は、離島・半島航路の船舶の更新・長寿命化に要する経費を社会資本整備総合交付金を活用して助成し、運賃低廉化(2割低廉化)による島民等の経済的負担軽減と交流人口の拡大を図るために設けられたものです。平成21-27年度で、計9隻145億円分の離島のフェリー等を建造しました。今回は、九州郵船の印通寺(壱岐)~唐津航路(佐賀県)のフェリーあずさのリプレイスが議論され、承認されました。離島住民にとって、航路による足の確保と運賃の低廉化は生命線です。また、観光客にとっても離島経済にとっても、大きなメリットとなります。離島運賃は、「本土並み(JR運賃並みなど)」を目指しており、国会審議を待つ「特定国境離島に関する法案」の早期通過が望まれます。私からは、フェリーや貨物船に加え、ジェットフォイルの長寿命化(エンジンの更新投資など)についても対象に追加することの検討を提案しました。私がセンター長を務める「ながさき離島研究センター」では、今年6-7月にも「離島の雇用創出」に関するシンポジウムを開催する予定です。(画像は、壱岐市勝本の秘境・辰の島。夏の間、公開される。)

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