長崎県近代化遺産めぐり「夢の遺産」近々出版します~長崎近代化遺産研究会・長崎新聞社で

4月10日最終ゲラ確認が終わり、24年度かけて準備してきた「長崎県近代化遺産めぐり・夢の遺産」(近代化遺産研究会、発行・協力長崎新聞社)が商業出版として、5月頃発行されることになりました。長崎県の近代化遺産を、石炭産業・造船産業という、日本の近代化の礎(いしずえ)となった産業を切り口として解説したものです。写真(グラビア)を多くして、高校生(修学旅行生を含む)・大学生や観光客にも学習していただきやすくしたこと、近代化遺産の今後の課題や、県内の近代化遺産を保持するための方策についても言及している点に特徴があります。長崎県には、近代化産業遺産の研究や、石炭産業の歴史の研究など、学者の先行研究・大著が残されており、今回も参考にさせていただき、近代化遺産の全体像を示して、解り易く解説する努力を重ねました。その反面、細部が捨象されたり、不十分な記述となっている部分もあると思いますが、今後加筆していくべきと考えています。構成は、①石炭産業がもたらした日本の近代化、②長崎県の石炭産業と近代化遺産、③長崎県の石炭産業が後世に残したもの、④長崎県の産業の近代化ー造船業と石炭産業、⑤長崎県のその他の近代化遺産、⑥これからの長崎県の近代化遺産、となっています。県内外の多くの方々に読まれることを祈っています。(画像は同書の表紙案)

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