長崎県立大学編集の本の書評~「創る×まち 育てる×ひとー地域創造と大学」

3月31日、東京の日本離島センターからの依頼で私が書評(画像)を執筆した「季刊しまNo.249ー島の教育と地域づくりⅢ」を送っていただきました。本とは、長崎県立大学編集委員会編「創る×まち 育てる×ひとー地域創造と大学」です。書評の中で、「大学ならではの学術的・教育的な観点から新規性」を三点指摘させていただきました。第一に「しまに学ぶ、しまと結ぶーCOC(Center of Community)での学生の学び」、第二に「長崎県農業の生産額の増加」を発見させる教育、第三に「長崎市・佐世保市のこれまでと未来ー産業特性から見た都市構造の変遷」です。また。県内各市町の8事例が紹介されており、その中で、焼き物の里・波佐見町での15年以上にわたる官民の協働が、波佐見焼の再興や企業誘致(キャノン)、温泉の復活、ホテルとレストランの開設に結実したことを取り上げさせていただきました。私も「朝飯(ちょうはん)会」に出席し、地域づくりについて児玉さん・深沢さんたちと議論したころが懐かしく思い出されます。地元の方々が意識を持ち続け行動することで、地域は大きく発展します。書評の最後を次の言葉で締めくくっています。「大学の使命ー研究と教育を、次世代育成に活かす地域創造に期待したい。」

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