長崎県県庁舎跡地活用検討懇話会開催

7月27日午後、第一回長崎県県庁舎跡地活用検討懇話会が開催され、私は副会長に選任されました。最初、県庁舎跡地活用の経緯や平成22年1月の「県庁舎跡地活用懇話会」の提言、関連する計画等が事務局から説明されました。私は副会長なので、特に意見を申し上げませんでしたが、①県庁・駅前再開発・長崎市役所等の建設がそれぞれ個別に検討されているので、統一した街を形成するためには、グランドデザインをある程度決めて施設・機能の重複が生じないようにすることや効率性の高い街作りが必要、②県庁・長崎駅前再開発により、駅前地域の利便性・集客力が高まるので、現県庁・街中エリアに自然に観光客や生活者が流れる仕掛けを計画的に作ることが必要、と感じています。その基本の上に立って、今回の懇話会では具体的用途を決めることになります。県庁跡地と出島は、長崎の歴史文化・交流の中心地であり、未来に向けて新しい長崎を形成する際に重要なエリアです。前回の懇話会では、私は戦略的に競争力を高めるための「長崎県世界遺産(候補)館」(教会群・近代化産業遺産)と、医学・海洋技術等先進的な教育の歴史から、「長崎県文化研修ホール」を設置することを提案しましたが、再度見直した提案をしていきたいと思います。

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