長崎県民の生活を守り経済一体化・発展を促す道路整備~「長崎県の幹線道路を考える懇談会」出席

7月10日午後、「長崎県の幹線道路を考える懇談会」がマスコミ公開の下で開催され、私は委員として出席いたしました。長崎県は大村湾を挟んで南北に長く、東西も分断されている独特の地形のため、県南・県北経済の一体化や、観光・企業誘致を支える道路インフラが重要な役割を担う県です。懇話会では、「規格の高い道路」整備の成果目標項目の設定が検討され、①県内2時間交通圏の拡大、②長崎市ー佐世保市1時間圏の実現、③福岡市2時間圏の拡大、④高速IC30分圏の拡大、⑤広域交通拠点1時間圏の拡大、⑥合併新市本庁30分圏の拡大、⑦第三次救急医療施設1時間圏の拡大が合意を得ました。指標作りは今後の道路建設の目標を定め、優先順位を考える際にも重要ですが、調整が大変で、事務局となった県土木部に敬意を表したいと思いました。私は、①島原地域・北松地域の整備、②長崎ー佐世保間高規格道路整備が急務と考えます。懇談会で私は、コンベンション(MICE)誘致の観点から、長崎空港から30分程度で到着できる道路整備も考えるべきで、長崎市は出島道路を建設したため現在でもこの条件をほぼ満たすが(私は長崎の国際文化観光都市・コンベンションシテイ化を強力に提唱してきました)、長崎空港から佐世保市へは現在1時間弱かかっており、県北にコンベンションを誘致するならば、小さい道路投資額で時間短縮を達成できる対策を考えるべきとの意見を申し上げました。

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