長崎県北の役所を訪問しました

4月11日、吹き降りの中を朝から佐世保市役所・県北振興局・松浦市役所を訪問しました。これは毎年度初に定期的に長崎県内各地の役所を順次訪問しているものです。県北振興局長の伊東博隆氏とは、私が9年半前に長崎県にお呼びいただいて来たときから意見交換させていただいており、お世話になってきた方です。県北については、西九州自動車道等交通アクセスの改善を機に、企業誘致・観光振興を軸にして、農業・水産業の高度化により、安定成長を続けるような政策が望ましいとの意見を申し上げました。松浦市役所では、友広郁洋市長他にお会いし、市長が積極的に進めてこられて来た行政改革・行政評価、琉球大学によって進められている鷹島の水中考古学資料発掘の活用策、松浦・福島に残る北松炭田の近代化産業遺産、福岡都市圏アンテナショップなどについて、お話しさせていただきました。なかでも、鷹島については、大変価値の高い資料が発掘されており、文化財課長の中田敦之氏(学芸員)からもご説明をいただきました。当財団では、壱岐市の一支国博物館の基本構想・基本計画に初期段階から関わってきたので、鷹島にも研究兼情報発信拠点を作っていくべきだと思います。次回は、松浦市立鷹島歴史民俗資料館・鷹島埋蔵文化財センターをゆっくり訪問したいと思いました。

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