長崎学研究発表会(第1回)に出席~「長崎における炭坑・鉄道・橋梁の観光資源化と活用策」を研究発表

2月11日午前、長崎市長崎学研究所主催・長崎学ネットワーク会議共催による第一回長崎学研究発表会が開催され、長崎学ネットワーク会議理事として出席させていただきました。研究発表は、私からは、長崎近代化遺産研究会理事として、「長崎における炭坑・鉄道・橋梁の観光資源化活用策」と題して研究発表させていただきました。長崎県内の近代化産業遺産の全体像を示し、その中で、世界遺産に登録されている長崎市内の遺産の意味、県北の近代化産業遺産の研究(炭坑・鉄道・橋梁)、長崎市内の近代化産業遺産と県北との違い、近代化産業遺産の「保存と活用」と今後の課題を30分程度でお話しました。長崎の幕末・明治以降の近代化の歴史は、日本の産業革命の礎となったにも拘わらず県内の研究者も極めて少なく、あまり知られていません。学者や学芸員にとっては、「産業・技術史」を始めとして未開の大地が広がっています。県北の近代化産業遺産も、日本遺産に登録された文化財以外は、まだまだ研究されていません。私は、県・市の方針と同様に、研究したものを、観光・教育に活かして、少しずつでも持続的研究ができる体制を作りたいと思います。長崎県内の近代化産業遺産に興味のある方は、是非長崎近代化遺産研究会に参加してほしいと思います。(画像は、長崎学児童研究コンクールで長崎市長賞を獲得した長崎の方言の研究。)

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