長崎出島・内外倶楽部でランチ~11月の「全国鯨フォーラム」準備

6月18日、長崎市出島の内外倶楽部で、「長崎の鯨食文化を守る会」の会長・副会長・私・事務局長で、ランチを楽しみました。長崎内外倶楽部は、1903(明治36)年、イギリス人のフレデリック・リンガー氏(ホーム・リンガー商会を設立)が建てた、出島最後の外国人所有の建物で、長崎に暮す外国人と日本人の親交の場として利用された、「鹿鳴館」に似た建物です。11月21日の「全国鯨フォーラムin長崎」開催時に70名程度の夕食会(晩餐会)をこの内外倶楽部で開催しようと考えており、下見を兼ねて食事をチェックしました。一階が食事のできるホール・会議室となっていて、二階は暖炉のある倶楽部会員用の交流の場となっています。今日は、「トルコライス」(ドライカレー・とんかつ・スパゲッテイの組み合わせ)を頂きました。本番には、様々な鯨の部位を楽しんでいただく、郷土料理の「鯨料理」を出したいと考えています。江戸時代から鯨肉の流通は長崎県東彼杵(ひがしそのぎ)が中心で、長崎・諫早・佐賀・福岡に運ばれていきましたが、地域ごとに好む鯨の部位が異なっていました。最も贅沢な「畝洲(うねす)」を食していたのが、貿易で栄えた長崎の人たちであったとされます。本年3月、調査捕鯨がほぼ禁止されたので、外国の鯨肉が輸入され、鯨肉の価格は低下する可能性があり、今よりももっと普及すると期待されています。(画像はトルコライス美味しいが、カロリーが高いのが難点。)

 

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