長崎ランタン祭り始まりました~中国文化と日本文化が融合した美しい街

2月10日から長崎ランタン祭りが始まりました。長崎は中国文化と日本文化が融合・一体化した美しい街です。新地中華街のど真ん中に住んでいる私にとっては、普段の静かさは消え、ランタン祭り期間中はあふれる観光客の喧噪を聞きながら暮らすことになります(笑)。でも長崎中華街には普段でも若い従業員があふれる「活気」という不思議な魅力があります。三代以上長崎に住んでいる新地の住人には今でも中国国籍の方もおられますが、日本人と変わりありません。10日午後5時に無料参拝となった、大浦の孔子廟に行きました。孔子・孟子等が祭られていて、人があふれていましたが、孔子廟から外を見ると、今では長崎でも珍しくなった街中で100年以上続いている銭湯「日栄湯」が見え、信仰の場の孔子と銭湯のコントラストが面白く感じられました(画像)。孔子・孟子も中国で銭湯に入ったのでしょうか。中華街近くの館内(かんない)(江戸時代には唐通事が住んでいた。長崎では慶長9(1604)年に最初の唐通事が任用された。)にも銭湯が残っており、私も湯に浸かったことがありますが、中は日本風の銭湯でした。じっくり見ると、ランタン祭りにも美しいだけでなく、出島時代からの中国人の歴史や中国雑貨の買い物などいろんな魅力があるので、全国から暖かい長崎に来て頂きたいと思います。

 

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