長崎の鯨食文化を観光に活かす第二ステップ向けた準備~観光客誘致を目指して

3月28日夜、長崎鯨食文化を守る会の、付加価値の高い長崎観光の将来を見据えた事業として、長崎市・稲佐山観光ホテルで、鯨卓袱(しっぽく)フルコースを観光の専門家と一緒に楽しみ、他地域(国内・海外)から長崎への誘客(インバウンド)を促進する検討会を行いました。昨年11月に全国鯨フォーラムを長崎で開催して、その時のデイナーが大変好評だったことから、長崎の各地に残る鯨食文化と最高級の料理を楽しんでいただくツアーを開催したいと考えています。今回は、先付・前菜・椀・造り・しのぎ・蓋もの・強肴・揚げ物・食事・止め椀・水菓子の全11種類の料理を作って頂きました。長崎は全国の鯨肉の約1割を消費する大消費地です。長崎市は観光客がいつ来られても、居酒屋まで鯨肉を食べていただくことができる体制を作ってきましたが、今回は、1~2万円の鯨のコース料理を食べていただくための実験になったと思います。今後、長崎が国際コンベンション都市となる際に、長崎でしか食べられない質の高い特徴のある料理が必ず必要になります。いずれは、JR九州で人気の「ななつ星」ツアーにも取り入れてもらいたいと思いました。(画像は前菜の鯨盛他。様々な部位を揃えるのも長崎ならではのノウハウ。)

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