長崎の鯨商・日野会長から久々に水産流通のお話を伺いました

5月4日昼食時に、かねてよりお約束していた日野浩二氏(日野商店会長)とお会いし、ゆっくり水産流通や商売のお話を伺いました。2005年に私との対談録「鯨と生きる~長崎の鯨商・日野浩二の人生」を出版しておられます。長崎を訪れる観光客であふれ、タクシーすら拾えない位の混雑の中で、一旦日野氏のご自宅まで伺い、11時前に一緒に中島川沿いの活け造りで有名な「むつ五郎」に行きました。今まさに旬のカワハギの刺身と肝をいただきました。肝は甘く、この時期格別です。その後、定期的に碁会所にもなっているご自宅に戻り、2階のリビングで、長崎の経済界・水産業界のお話を伺い、また、伊藤裕康氏(中央魚類㈱社長)との思い出の話にも及びました。日野氏は若いころから、大洋漁業・日水両社とも親しくされていたことは、私との対談でも記録されています。今後の日本の水産流通をどうするか、鯨を通じて見て来られた世界の市場・流通機構と比較しながら、日野氏のご経験を踏まえたご意見をお聞きしました。その後、日本の著名投資家・本田忠氏が長崎にお元気でおられることをお聞きし、驚きました。当時と時代は変わっていますが、商売の基本は変わりません。諸先輩から学ぶことはまだまだ多いと思います。

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