長崎の「猫通り」に住む

連休らしい話題を一つ。休みになると私が9年半住んでいる長崎市新地町の路地に住み着いた5匹の野良猫を見に多くの観光客が訪れます。猫は三毛猫・キジ猫・黒猫です。以前は子猫が生まれて10匹くらいいたのですが、貰われて行ったのか、減っています。私が家に入ろうとしても、4~5人のカメラを持った女性のグループや家族連れが占拠して狭い路地が通れなくて困ることがあります。猫を抱いたり、接写したり、熱中しているので、声をかけづらく、私が路地の反対側から家に入ることもあります。猫の方も観光客慣れして、普段私が路地を抜けようとすると逃げるどころか、近寄ってきます。猫は可愛いと思ったことはありませんが、毎日見慣れていると「仕方ないな」と思ってしまいます。私はビルの3階をワンフロア借りて住んでいますが、先月4階の住人が入居する前に不動産屋さんが私の職場に来て、「4階に今度入る人は猫を飼っていますが、よろしいでしょうか?」とおっしゃいました。どんな猫なのかわからないから「駄目です」とも言えず、「はい」と答えてしまいました。まさか犬のように大声で吠える猫はいないだろうと思います。世の中にはなぜこんなに猫が好きな人が多いのか、呆れてしまいます。おまけに「日本長崎ねこ学会」という学会まであるというのですから驚きです。確かに長崎は港町なので猫が多く、しかも「尾曲がり猫」と言って、尻尾が曲がったり、短くなったりした猫が殆どで、尻尾がまっすぐ伸びた猫は見たことがありません。突然変異の上、劣性遺伝が続いたのでしょうか?ブログに猫のことを詳しく書くと、見に来る人が増えて路地が通れなくなるので、この辺にしておきます。(画像は、路地にいた5月4日の夕方の5匹の猫)

カテゴリー: 長崎   パーマリンク

コメントは受け付けていません。