近代化遺産研究会の新たな出版について原稿チェックをしていただきました~長崎県は幅広い近代化遺産の宝庫

1月21日夜、長崎近代化遺産研究会で、長崎県内の近代化遺産・産業遺産をまとめて紹介する書籍(商業出版、長崎新聞社、2013年3月予定)の原稿チェックを行いました。軍艦島にはすでに30万人を超える観光客が上陸していますが、長崎県には、ユネスコ世界遺産候補「九州・山口の近代化産業遺産」の構成資産候補となっている資産(稼働資産を含む)や、それ以外の炭坑・造船・軍事施設等、幅広い近代化遺産・産業遺産が県南・県北・離島に広がっており、これらに関するガイドブックと、日本の近代化に果たした極めて重要な役割・意義に対する理解を深めてもらい、後世に伝える義務があると考え、出版することにしました。長崎を訪れる修学旅行生や県内の高校生・大学生、個人・団体旅行者等に幅広く読んでもらいたいと思います。また、今後、研究者が建築・土木技術だけでなく、産業史・社会学・経営(複式簿記・収支計算)等の観点から、幅広い研究に取り組んでもらえるきっかけにもしたいと考えた内容にしています。(画像は軍艦島第三見学広場から見た30号棟。2012日4月19日撮影。)

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