美しい上五島の潜在力を再認識しました~離島振興法改正に向けた準備(その2)

12月20日は、新上五島町井上和弘理事・同世界遺産推進室の高橋弘一氏(文化財担当)と青砂が浦教会(国指定重要文化財、明治43年建築)を視察しました。明治11年ころは小さな集会所にすぎませんでしたが、現建築は正統的な様式、意匠が特徴で、鉄川与助氏の手による初期の煉瓦造りの三代目の教会堂です。そのあと、私の希望で、リゾートホテル「マルゲリータ(Margherita)」を訪問しました。ここは、元国民宿舎を建替えに際し、前井上俊昭町長からのご依頼で私も協力し、コンセプトを全く変えて、長期滞在もできるリゾートホテルとして再生した思い出深いものです。マルゲリータは全国水準のリゾートホテル(客室数29)で、東京の際コーポレーション㈱が運営しておられる公設民営の施設です。この企画にお骨折りいただいた新上五島町中島紀昌観光物産課長・同ホテルマネジャー平野義行氏・総料理長熊谷昌彦氏(以前イタリア・シシリア島でレストランを経営しておられた)にご案内いただきました。実は、この場所は、島の馬の背のような場所に立地していて、朝日と夕日の両方が見える温泉を楽しむことができる、日本でも数少ないところです。積極的に宣伝いたしませんが、この海域は魚種が日本でも最も豊富で、温泉・和洋食・ホスピタリテイとお客様の評判が口コミで広がっています。(画像はマルゲリータのスイートルームの浴室から東側の海と五島列島の島々を眺めたところ。庭にはマーガレットが咲いています。)

カテゴリー: 経営, 観光, 長崎   パーマリンク

コメントは受け付けていません。