総合情報学概論のオムニバス講義を初めて担当しました~「経営の基礎と実際」

11月2日午後、長崎総合科学大学で、オムニバス講義(複数の先生が講義を担当する講座)「総合情報学概論」を担当しました。テーマは、「経営の基礎と実際~人口減少時代・少子高齢化時代に生きる経営」としました。大学1,2年生が対象なので、私が担当する「経営情報システム」「情報と社会」に繋がる基礎講座の位置付けで、企業や組織の経営とは何か、経営戦略・経営管理とは何かを具体例を交えてやさしく解説しました。「経営環境の変化」の最重要例として取り上げたのが、人口減少・高齢化で、様々な業種の企業や行政の経営戦略転換の事例を紹介し、「変化」はプラス・マイナスと言った価値観を交えず、客観的事実としてとらえ、変化を活用して業績を上げることの重要性をお話しました。例えば、少子化が進む中でも、生徒数を大きく伸ばして企業として成長している学習塾が、上場企業を含め、全国に幾つも存在します。経営戦略で、環境変化を活かすことで、成長企業を若い時から多くコンサルテイングしてきた私にとって、若い方々に「たとえ逆境にあってもはねのけて成功に導く知恵」を持つことの重要性を理解してもらいたかったのです。勿論、高齢者対応のICT(情報通信技術)やロボットの開発・活用が産業を創出することも締めくくりとしてお話しました。

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