経営情報システムの講義の中でIoTを取り上げています~学生の目が輝く

12月14/21日、特任教授を務めさせていただいている長崎総合科学大学の「経営情報システム」の講義で、電子商取引とビジネスモデルに関連するO2O(オーツーオー)(=インターネット上のサービス(オンライン)を活用して消費者をリアル店舗(オフライン)へと送客・誘導するマーケテイング手法)とともに、IoT活用型のO2O(接客型デジタルサイネージやウエアラブル端末など)等新しいIT動向を取り上げていますが、学生の目が輝きます。基礎的な情報システムの体系を教えるとともに、体系の中で、最新情報を提供することが必要だと感じています。IoT(Internet of Things)を企業経営・マーケテイングとの関係で取り上げた授業も同じく学生の手ごたえを感じます。日本企業の三分の一がIoTを採用している現実を踏まえると、就職する学生にその基礎を教えておくことは有効と考えます。前期の「情報と社会」の講義の中で、高齢化社会でのロボット・ITの活用について講義した時も、学生が大きな関心を示しました。科学技術と企業経営の関係(MOT)を教えるのは容易ではありませんが、日本が生き残るには、この分野の人材育成が急務だと思いました。同大学での特任教授職は、来年3月末で終了します(講義は1月末まで)。(画像は長崎総合科学大学の「ETロボコン日本一」の立て看板)

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