第7回長崎県県庁舎跡地活用検討懇話会作業部会が開催されました~コンセプト・ストーリー・交通ネットワーク

11月25日午後、第7回長崎県県庁舎跡地活用検討懇話会作業部会がマスコミ等公開の下で開催され、副部会長として出席し、進行役を務めました。今回は、実現可能性調査の中間報告に対する意見交換、コンセプト・ストーリー、交通ネットワーク等を話し合いました。コンセプトは「東西交通の拠点~長崎~」、このコンセプトから導かれる機能として、迎賓機能、世界遺産(候補)の紹介機能、出島の紹介・展望機能、広場機能、ホール機能、将来の長崎を形成する機能、おもてなしのための観光コンシェルジュ機能等があげられます(「交流による長崎の発信」から「交流による長崎の創造」へ)。主要機能の候補として、歴史資料館・ホール・広場の具体的な形について意見交換が行われました。その中で、「広場」が、周辺の町を巻き込んだ賑わいの場としての機能の他、将来の活用への自由度を残す(現時点で全て建物で使ってしまわない)役割も大きいという意見が出されました。これら三つについて、一つひとつの施設の形と並んで、全体としてどのような施設とし、運営形態をどうするかをそろそろ議論するタイミングになってきたと感じました。(画像は「都市作りのグランドデザイン案」。県庁跡地は、「シンボル軸」(県庁・出島~長崎市役所)の南端にあり、「まちなか軸」(新大工~大浦)と海の玄関口拠点(大波止)を結ぶ結節点の位置にある。)

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