第五回壱岐市庁舎建設検討委員会が開催されました~規模・建築・場所

9月26日午後、第五回壱岐市庁舎建設検討委員会が開催され、会長として出席させて頂きました。規模は職員数・議員数を基に総務省基準で算出した建て床面積約10,000㎡、駐車場も約10,000㎡と、大きな面積が必要であるとの試算が出されました。また、一部委員から提案のあった「木造」については、木造と鉄筋コンクリート造との基本的な比較が行われ、耐用年数・構造強度・耐久性・耐火性・法的規制・建築コストの各項目で、基本構造については鉄筋コンクリート造がすぐれていることが示され、内装等に木材を使った、「木質化」を組み合わせて検討するべきとの意見が大勢を占めました。また、木材を使用して建築する場合の補助金についても、調査の結果、平成25年度時点では、「森林・林業再生基盤づくり交付金」くらいで、全国で総額約16億円程度と規模も小さい制度であることが示されました。新庁舎の建設場所については、様々な可能性が提案されましたが、結論は今後の議論にゆだねられました。木材使用について、国内林業振興のため、特に公共施設等に県産材・国産材を使った場合の補助制度を充実すべきではないかと感じました。

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