県庁跡地活用懇話会で「検討状況の中間整理案」が提示されました~25年度の議論の進め方も意見交換

3月19日午後、第5回長崎県県庁跡地活用検討懇話会がマスコミ・県民公開の下で開催され、「検討状況の中間整理案」が議論されました。当日は会長不在のため、私が副会長の立場で会長代行を務めさせていただきました。当初数多く挙げられていた当該地に求められる機能として、少人数グループ別意見交換も含めた検討の結果、一定の絞り込みがなされ、①歴史系の資料館・博物館、②県の観光・歴史文化の情報拠点、③体験型観光集客施設、④世界遺産館(教会などキリスト教関連遺産、近代化遺産)、⑤展望機能、⑥くんち広場・出しもの展示場、⑦広場、⑧バス乗降場(バスベイ)、⑨文化芸術ホール、⑩中小コンベンション系多目的ホールを優先機能として重視する方向性が出されました。これらのうちから、平成25年度は、幾つかの機能を複合させたような「絵」を描きながら議論を進めるべきという意見が、委員の中から出されました。組み合わせ検討以外に、実現可能性(施設構成・事業手法・コスト・財源措置等)を踏まえて、活用案の絞り込みをしていくことになろうかと思います。県・市の他の施設との重複を避け、効果的な予算活用を図るために、県・市による調整機能が必要になると思います。

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