皆で考えよう「身近な貢献」セミナーin Nagasaki開催~企業の社会貢献は「地域とともに成長する」姿勢から

2月24日午前、第四回「県民ボランテイアフェステイバル」(長崎・出島交流会館)の中で、「皆で考えよう「身近な貢献」セミナーが開催され、㈱CONYJAPAN小西正行社長の「社会を変えるお金の使い方」、㈱メモリード吉田茂視社長の「社会を支える社員、心を育てる企業、伸びる地域」の講演の後、「壱岐子供劇場」武原由里子代表を交えてパネルデイスカッションが行われました。吉田社長は、五島のコンカナ王国(温浴・宿泊施設)を維持し、葡萄栽培からワイン製造までを行い、離島の雇用につなげることや、受刑経験者の雇用など、地域貢献を中心に据えた企業経営を永年やっておられます。また、稲佐山麓の「坂の町」の土地区画整理事業や、斜面地の「縦道」だけでなく「横道」の必要性を主張されるなど、長崎の住環境を整備するために行政に対する提言・実践も積極的に行っておられます。企業とNPO法人・ボランテイア団体との連携・協働や社会貢献の典型的な形は「雇用」だということを、講演していただいた二人のカリスマ経営者が共通して述べておられます。今回、私がこのテーマで講演を依頼しても受けてくださる方が余り長崎におられなかったということは、今後も小さいところからでも、「企業の社会貢献・寄附文化醸成」活動を続けることの重要性を物語っていると思いました。(画像は、「身近な貢献」パネルデイスカッション風景。右から、武原氏・吉田氏・小西氏・菊森。)

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