狩野ジャパン社長にお会いしました~長崎県の麺の全国販売に徹した人生

11月29日午前、㈱狩野ジャパン代表取締役社長狩野喜治氏の本社・工場をほぼ8年ぶりに訪問させていただきました。狩野社長とは、2005年4月に始まり、私が委員長を務めさせて頂いた、「大村市の財政を良くする懇話会」で初めてお会いし、その後五島うどんを全国販売するため、五島産業汽船の小さな高速艇で上五島に行き、新上五島町役場や役場で紹介していただいた意欲のある複数の製麺企業を訪問させて頂きました。私の「長崎県の麺を全国に販売したい」という申し出が、南島原の素麺製造会社から身を起こされ、長崎の麺を全国に販売してきておられた狩野社長のお考えと合致して、また、県の支援策もあり、五島うどんが全国に販売され、ブランド化が進んだことは多くの方々に知られています。ただ、長崎の食の代名詞でもある「長崎ちゃんぽん」に使われるちゃんぽん麺の長崎県の生産・販売シェアは近年急速に低下しているそうです。私が久しぶりに狩野社長にお会いしたのは、「輸入小麦と国産小麦を使ったちゃんぽん麺が、麺製造技術面や販売・経営面でどのように異なるか」をお聞きするためでした。「長崎県産の小麦で、長崎ちゃんぽんを作る」ことにもこだわりをお持ちでした。長崎県の麺を基本にしながら、パスタなど麺の専門企業へと成長されており、狩野社長の「長崎の麺をまだまだ全国・世界に販売したい」という情熱と行動力は今も変わらず、爽快な気分で私も同社を後にしました。(画像は、狩野社長に大村インターナショナルホテルで講演をお願いした際の風景。2013.2.23撮影。)
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