温泉に浸かって考えたこと⑥~「新しい日本は先手必勝」

12月2日、半年ぶりに朝から温泉「福の湯」に浸かりに行きました。最低気温4℃という寒さでしたが、ゆっくり炭酸泉に浸かり、露天風呂から眼下の街や山々を見ていると、日ごろのあわただしさを忘れます。11月27日のIR有識者委員会や30日の東京ビッグサイトでの国際ロボット展への出展など、新しい長崎県を作るための努力は、疲れを感じさせません。戦後日本は、自動車産業・電機産業等がけん引して、世界有数の工業国として発展してきました。その過程で生み出された制御等の生産技術、カンバン方式・提案運動等の経営技術には、世界に誇るべきものがあります。一方、2016-17年に顕在化した、電機産業等で「世界標準global standard」を取れないためにグローバル競争に勝てない事実も直視する必要があると思います。日本は戦後高度成長期からバブル崩壊期を経て、新しい世紀を創造する時期を迎えています。それが、医療・AI・ロボット・福祉・環境・経営・教育等の技術であると思います。大都市には集積のメリットはありますが、地方にあって「グローバル・ニッチ」市場を席捲できる企業も多く現れています。「知恵が地域を超える」時代が来ており、大学や研究機関・各種教育機関の重要性は高まっています。そして、「新しい日本は先手必勝」でなければなりません。この時期、2018年経済社会の見通しについて講演依頼を多くいただいていますが、長崎県経済の近未来予測について、12月27日KTNテレビ長崎、29日NBCラジオでお話させていただく予定です。(画像は、11/30国際ロボット展で、赤木コーセイ㈱・新栄工業さんらと。)

逕サ蜒終MG_20171130_135446

カテゴリー: 世界日本経済, 投資, 教育, 科学技術, 経営, 長崎   パーマリンク

コメントは受け付けていません。