柳田邦男氏の講演を聞きました~「何歳になっても前向きに生きること」

7月10日夜、長崎釈尊讃迎会(お釈迦様の会)主催で、柳田邦男氏(ノンフィクション作家・評論家、81歳)の講演「こころ豊かに生きるために」が長崎ブリックホールで開催され、出席しました。人間は肉体的には歳とともに衰えて死に向かいますが、柳田氏は、精神は死を迎えるまで成長し続け、「死後生」があると言います。残りの人生を充実させるために、常に「今を生きる」ことが大事だと言います。「病気や障害があっても働く」ではなく、「病気や障害があるからこそ働く」という「前向きに生きること」の重要性を改めて考える時間になりました。不発弾の爆発により両手を失い失明されても通信制大学で高校教師になった、藤野高明氏の実話「未来につなぐ命」を引用されていました。私が60歳になった時に、国際観光戦略研究所・木村慶一社長にお会いした際に、「60歳になりました。余生をゆったりと過ごしたい。」と言ったときに、「人生60歳からが面白いんだよ。ここからが本当にやりたいことができるんだよ。」と言われました。その言葉が、他の先輩方の言葉と併せて、私の行動の源泉になっています。私も「生き方」について講演を依頼されることがありますが、柳田氏に学ばないといけないと思いました。梅雨空を打ち払う位の、かけがえのない2時間となりました。

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