早朝神社にお参りする人の一人に自分がいました~「敬虔なる祈りの宮居(みやい)青葉騒(あおばさい)」

5月24日早朝、東京都新宿区の自宅近くにある須賀神社にお参りに行くと、すでに3人がお参りの順番待ちをしていました。僕は神様と長い時間対話したくて行くのですが、同じようにお参りしたい方が多いのだなと思いました。このような現象「神社参拝ラッシュ」はここ1年位に顕著になっています。「社会的な不安感を反映しているのかも知れない」と思いつつ、お参りをしていると、葉擦れの音が大きくなり、風が強まってきました。「青嵐参り来る人待ち居たり」「青嵐(あおあらし)」で思い出すのは、長崎市出身の世界的なガーデンアーテイスト・石原和幸さんの英国チェルシーフラワーショー受賞作品「青嵐」でした。出品の前に、私の事務所に来られ、主題「青嵐」について説明いただいたことがありました。石原さんの作品は、京都の古刹の自然の庭に、五月の強い風が吹き渡るようでした。大分県中津市の俳句の先生に送ったら早速メールをいただきました。「敬虔(けいけん)なる祈りの宮居(みやい)青葉騒(あおばさい)」。言葉の魔術師(笑)に掛かると、俳句が生まれ変ります。杜の青葉・新樹が風に騒ぐ様子を「青葉騒」と言います。「青嵐」は樹々が大揺れする風のことなので違うようです。

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