捕鯨の伝統と食文化を守る会への出席

6月22日憲政記念館で開催された「捕鯨の伝統と食文化を守る会」に「長崎の鯨食文化を守る会」理事として、川島会長と一緒に出席しました。鹿野農水大臣を始め、国会議員60名が出席する大きなパーテイーでした。ただ、23年度は調査捕鯨を実施しないこととなったことや、東日本大震災による自粛ムードもあり、静かな会となりました。そのような中でも、本格的な鯨カレーや、鯨田楽、鯨丼など、味や形を工夫した食が提供されており、鯨食文化を継承するには、継続的な商品開発の努力をする必要性を感じました。映画化されたり、NHK番組でも取り上げられた和歌山県太地町の三軒一高町長も来られており、じっくりお話を伺うことができました。長崎県は西海捕鯨の基地であった歴史があり、捕鯨からもたらされた経済力が地域経済を発展させ、食文化を生み出した事実や、日野商店の日野会長が培って来られた鯨肉の商取引・商品開発などは研究して、若い世代に引き継いでいくことが必要であると思います。

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