平成29年度長崎県学術文化研究費補助金成果発表会が開催~「佐世保・北松の近代化産業革命遺産調査研究」を私から発表

2月18日午後、平成29年度長崎県学術文化研究費補助金成果発表会が新県庁1階で開催され、長崎近代化遺産研究会理事として、「佐世保・北松の近代化産業革命遺産研究」と題して発表させていただきました。県南の世界遺産「明治日本の産業革命遺産」以外に、長崎県内には多くの近代化遺産・産業革命遺産が存在し、特に県北には日本遺産「鎮守府」をはじめとして、多くの炭鉱・鉄道・橋梁・水道等の遺構が残されています。県南は、三菱を中心として、炭鉱・鉄鉱・造船・国際電信・上下水道等の文化遺産が残っていますが、県北は、1889(明治22)年の海軍佐世保鎮守府開庁を機に、炭鉱・鉄道・港湾が一斉に整備されました。今回の研究では、着地型観光・社会教育への活用方法として、旧世知原線・旧臼ノ浦線沿線のツアー・サイクリング等を提案しています。全国の多くの方々に、佐世保・佐々の往時の炭鉱・鉄道・橋梁等の魅力を感じていただきたいと思います。(画像は、1918年設立の「佐世保軽便鉄道八景案内」。相浦から大野で別れて上佐世保と柚木に鉄道が敷設されていた。上佐世保と佐世保との間は自動車輸送。→容量が大きいので、facebookに掲載。)

カテゴリー: エンターテイメント, 教育, 経営, 街作り, 観光, 長崎   パーマリンク

コメントは受け付けていません。