島原半島の役所を訪問しました~大男「味噌五郎どん」にも会いました

4月18日、春の陽光を浴びながら、長崎県島原半島の島原市・南島原市の各市長を訪問させていただきました。島原市の横田修一郎市長様からは、熊本~島原を60分で結ぶ有明海シャトルライナーSEAGUL(シーガル)、ジオパークの活用策や第5回ジオパーク国際ユネスコ会議(2012年5月12~15日)に向けた準備などについて伺いました。南島原市の藤原米幸市長様・高田征一副市長様からは地場産業である農業・水産業をベースにした観光業等振興や、口之津港450周年記念イベント(2012年9月22日・23日)について伺いました。南島原市役所の前と後ろに「味噌五郎どん」の大きな像があります(画像は市役所前の像)。これは、雲仙岳に腰を下ろし、有明海で顔を洗う大男が地元の人々を助けたという西有家の伝説から来たもので、性格は「人が良い・温厚」、特技は「力持ち」です。南島原のゆったり・のんびりした雰囲気にも合致して、像には大男にも関わらず愛嬌があります。大男を扱ったお話しにはイギリス民話の「ジャックと豆の木」やジョナサン・スイフトによる「ガリバー旅行記」がありますが、いずれも愛される大男ではなくて、恐れや敵対の対象です。「味噌五郎どん」はこの地域に独特なもので、地域文化を象徴していると思いました。

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