少子化対策には「めぐり逢い事業」の推進を図ることも大切~効果のあがる方法も研究

過去6年間、ながさき地域政策研究所では、長崎県から「めぐり逢い事業」事務局業務を受託して、出会いの場を提供していただけるイベントの主催者を県内から広く募り、着実な実績を上げてきました。25年度には、延べ約6,500人の方々にこれらイベントに参加していただきました。主催者としては、飲食業の方々がどうしても多くなりがちですが、大村のシュシュのように、「料理教室」の場を提供していただいているケースもあります。地域としては、どうしても長崎・諫早近辺に偏りがちですが、佐世保の自衛隊勤務の方とお付き合いしたいという方々のニーズもあります。各市町で「子供・子育て計画」が策定されていますが、めぐり逢い事業も少子化対策として重要です。まだまだ主催者を増やして行きたいと思いますので、「出会いの場」を提供したいという会社・個人の方はお知らせ頂ければと思います。私としては、出会いの場の提供と並んで、結婚にこぎつける効果のあがる手法を全国の県・市町を調査しており、新しい手法も取り入れていきたいと思います。また、県庁と一緒に、離島・農漁村の出会いの場を増やす努力も続けて行きたいと考えています。(画像は上五島町赤尾郷の「孕(はらみ)神社」。石造りの鳥居は文化的景観選定地区である「上五島町崎浦(さきうら)の五島石集落景観」の一部を形成する。2012.12.21撮影。)

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