大村線の車窓から~湖のような海を滑るように列車が走るローカル線の楽しみ

2月24日朝、JR大村線でハウステンボスに向かう列車で大村湾の湖のような海を滑るように走りました。この線は、1898(明治31)年、九州鉄道が早岐(はいき)ー大村間を長崎線として開業したのが最初です。大村湾は南北26㎞、東西11㎞、面積321㌔㎡の世界的な閉鎖海域です。外海への開口部は、針生瀬戸(はりおせと)の180㍍、早岐瀬戸(はいきせと)の10㍍で、早岐瀬戸は、川のように見えますが海で、世界的なサーフィンのメッカです。長崎空港に渡る橋から見える臼島(うすしま)の近くの海底には石柱が立ち並ぶ海底遺跡があり、安田汽船の安田相談役から船を出すから一緒に潜らないかと誘われたことがありましたが、元来の怖がりである私は丁重に断り続けていました。大村湾は海から見る景色、特に西海市・時津町・長崎市琴海側の海岸線が美しく、まだまだ開発されていない観光資源・動植物資源が眠っています。2月25日に出席させて頂いた「ながさきの自然100選」委員会でも大村湾が作った特異な自然も検討候補に上げられていました。全国の鉄道ファン、閉鎖性水域ファン、「スナメリ」(イルカの一種)ファンは是非来て観てください。(画像はJR大村線車窓からの大村湾の眺め。内海で高潮の心配がないので、JRは海面より多少高い程度の岸を走る。)

 

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