壱岐の岩牡蠣(いわがき)を楽しみました~水質改善に役立っている

日曜に食の話題を一つ。3月19日夜、壱岐市郷ノ浦「太郎」で壱岐の料理を楽しみました。新鮮な刺身などおいしいものばかりでしたが、今回驚いたのは、焼いた岩牡蠣でした。牡蠣の旨味と香りが貝殻に閉じ込められたようで、大ぶりの身は大満足でした。壱岐では、うに丼・うに飯を食べることが多かったのですが、牡蠣も美味しいです。また、牡蠣は水質改善の効果があることが実証されていて、瀬戸内海の水質が改善されたのは、牡蠣の養殖の効果でもあったそうです。長崎県でも水温が上がって生態系や魚種が変わってしまい、併せて磯焼けなどにより漁獲高が減少していますが、いつまでも海の幸が味わえるようにするためには、水産資源保全と併せて水質や生態系の保護が必要だと思いました。アジア近海の水質が経済発展とともに悪化しているのと比べて、日本の近海は水質が良く、「安心・安全な食」を梃子にした、水産品の輸出を進めるべきだと思いました。私の県内漁協経営改革の支援の経験から、離島・半島の水産業の再生の選択肢は昔に比べて増えていて、漁協や地元民間企業がそれに気づき、行動できるかにかかっていると思います。

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