医療技術専門家川端先生が来崎

2月3日午後、医療機器技術情報協会代表である川端隆司先生を東京から長崎にお呼びして、長崎県の医工連携の具体的な機器・技術についてご意見をお聞きしました。川端先生は、私が委員を務めさせていただいている社団法人中小企業診断協会本部に相談して医療・福祉分野の専門家を紹介して頂いた中で、長崎県が現在抱えている技術分野にぴったりだと考えた方です。元日本ゼオン医療器材研究所長・生産技術部長で、人工心臓・PTCAカテーテル・消化器外科・栄養関係製品・人工皮膚等の開発や特許申請のご経験があり、この分野の第一人者です。全国で医療福祉機器製造販売分野で成功していると言えるのは、三重県・兵庫県くらいで、全国的にはまだまだ産業化できていません。ながさき地域政策研究所は、23年度「長崎県医療福祉ニーズ発事業創出支援事業」を受託させていただいており、県内の医療・福祉施設や同分野につながる技術を有している企業、全国の医療福祉機器を製造・販売するメーカーや商社、川端先生のような技術専門家のネットワークを形成しつつあります。

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