五島椛島沖の浮体式洋上風力発電実証事業検討会・視察会に出席しました~当初からのメンバー

2月23日10時半に福江港ターミナルに集合し、海上タクシーで45名が、五島椛島(かばしま)沖に設置された浮体式洋上風力発電実証プラントと、余剰電力を利用した水素の製造・貯蔵・利活用実験を視察しました。私は当初から地元折衝を県・市と一緒に行ってきたメンバーとして出席させて頂きました。京都大学宇都宮先生や長崎総合科学大学池上先生からお声掛け頂き、この環境省プロジェクトが始まった直後、私が病気で倒れ、若い研究員に任さざるを得なかったという事情もあり、5年ぶりに見る稼働している完成プラントを見て、感慨もひとしおでした。加えて、余剰電力で水素を発生させて、容器に充填して本土に運び、燃料電池車等に活用する「活用プロジェクト」も、岩谷産業や日立の協力を得て進んでおり、わが国最先端の環境プロジェクトとなっています。今日は、冬で天候を心配したのですが、実証機のある椛島の海域は北西の風5㍍波が50cmと静かで着岸もスムーズで、風車も良く廻っていました。午後からは同事業の検討会が開催されました。(画像は、船から見た浮体式洋上風力発電実証機右。全長172㍍。左が元小規模試験機。100年に一度の台風でも倒れない計算。理系は凄い。)

 

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