五島うどんのカップ麺

最近、上五島町から当財団に研修出向していただいている中多育郎氏から、カップ麺になった五島うどんをいただきました(画像もおいしそうです)。製造は私が以前五島うどんを関東で販売促進するため、狩野社長様と相談して上五島町の複数の製麺会社を一緒に訪問して工場見学などをさせていただいた、大村市の㈱狩野ジャパン、販売は長崎市の九州商船㈱です。カップ麺は便利である反面、味は期待を裏切られることが多いのですが、五島うどんのカップ麺は、味は本格的な飛魚(あご)だし、麺は適度なコシがあり、とてもインスタントとは思われず、大変おいしくいただきました。蓋の部分には、「玉之浦」を筆頭に16種類の椿の絵が書かれていて、五島列島らしさが表現されて見ているだけで楽しくなります。五島うどんはシンプルであるだけに「ごまかし」が効かないので、カップ麺で良くここまでの商品を作ったと感心しました。五島うどんもちゃんぽんも、長崎県産の麺は大変おいしいのですが、調理に時間がかかるのが、東京等都市部で販売する際に工夫が必要な点でした。これなら、熱湯をかけて5分でできるので、調理する時間が足りない忙しい方々にも手軽に食べてもらえると思いました。

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