九州新幹線西九州ルートを活かした4市共同モデル事業に関する講演会開催の報告

5月23日、諫早市で「九州新幹線西九州ルートを活かした4市共同モデル事業」に関する講演会が開催され、私と当財団の園田圭介専任研究員とで講演させていただきました。4市とは、諫早市・雲仙市・島原市・南島原市です。私の方からは「まとめ」として、①新幹線による経済効果を大きくするには、4市の行政・民間による連携プロジェクトが必要、②連携に向けたハード・ソフトのインフラ作りとして、意思決定(多くの事業メニューの中からどれを選択し担い手はだれか)、交通基盤(道路網、鉄道・バスの利便性向上)、人的基盤(行政と民間企業・団体との連携)の三つが重要、というお話をさせていただきました。「事業メニューの意思決定」として、A.観光振興(特に、ヘルスツーリズム・ジオパークツアー・アジアからのMICEツアー・スポーツコンベンション)、B.物産振興(特に、諫早駅・博多駅および博多における販売・情報発信拠点整備)に注力するべきだとの話に、多くの方々がうなづいておられました。皆さん方の真剣さ・熱気が伝わってくる講演会でした。

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