世界・大企業の水産事情を研究することで長崎県の水産が変わる~ながさきSUISANサマースクールでコーデイネータを務めさせて頂きました

9月29日午後、「ながさきSUISANサマースクール」が長崎市で開催され、パネルデイスカッションのコーデイネータを務めさせて頂きました。今年は、グローバルな視点、水産大企業の視点から、水産業を考える企画で、講演者は、国立研究開発法人水産総合研究センターの宮原正典理事長(前水産庁次長)、元日本水産㈱専務執行役員笹生勝則氏、元長崎県水産部長本田直久氏の三人です。パネルデイスカッションでは、①世界的に日本食ブームを迎える中での、日本の魚食文化の衰退傾向をどうするか、②天然物と養殖を組み合わせた漁業展開、③地方創生のための地域の水産業のあり方、について、三人の講師に意見を頂きました。日本食が世界に普及する中で輸出等の推進、地域の水産業にとっては少量多品種の魚を取り扱うことによる水産業の安定などが議論されました。会場からは、離島での太陽光発電の電力を活用した水産加工業を進める際の国・県等からの補助金についてなどの質問が出されました。(画像は、本田直久氏の講演風景。)画像2015092915410000

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