ロンドンオリンピックが閉幕~試合・競技で成功する人は「楽しめる」人

8月13日早朝、ロンドンオリンピックが閉幕しました。私は以前このブログにも「世界を航る内村航平~リショウホウを求めて」で書いてきたように、体操の内村航平氏(長崎県諫早市出身)に注目してきました。小さいころからの両親との体操経験や努力もあるのでしょうが、「体操競技を楽しむ」ことのできる選手だと思います。楽しいからこそ、失敗しても工夫してまた挑戦する。私の子供のころからの経験を振り返っても、構想ができて楽しんですらすら書いた作文は必ず入賞していました。(笑)今朝の日本経済新聞9面「経営の視点」欄に「五輪に学ぶ7つのヒント」と題したコラムが掲載されています。内村選手のことを、「異能の人材」として、「体操を楽しむ内村航平選手は、マイペースで金メダルをもぎ取った。」と書いています。一定の基礎ができた後は、自分との戦いである求道者であると同時に、「その世界を楽しんで新たな挑戦をする」ことに喜びを感じるから成長し、成功するのではないかと思います。同じことは企業経営にも言えると思います。一定の基礎ができたら、経営者と従業員が一緒になって、商品・サービスを常に改善し、販路を拡大していく、ブランド力を高めていく、この基本ができて成長する企業を私は多く見てきましたし、また支援もしてきました。「根性物語」は日本の成長を支えてきたのですが、グローバルな世界で勝ち抜くためには、それだけでは済まないことをロンドンオリンピックは再認識させてくれました。

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