6月16日夕方、生活協同組合ララコープが長崎市愛宕（あたご）に建設していたショッピングセンター「ララプレイス愛宕」の内覧会・竣工祝賀会に出席させて頂きました。店舗のあるフロアは、1～5階にあり、4階にララコープが出店し、隣がマツモトキヨシです。他のテナントとしては、整骨院・ダイソー・ジョイフル・OKホーム&ガーデン・スシローなどテナント合計で11店舗が入り、利便性の高い施設となっています。ララコープの色調は落ち着いた茶系で、隣のマツモトキヨシは青と白の明るい色調で対照的でした。ここは長崎市の市街地東側が広く商圏となり、生協会員の組織率が高く、また、山の中腹にあるためショッピングセンターからの眺望も素晴らしいという特徴があります。ララコープにとっては17年ぶりの長崎への出店で、長崎がいかに商業施設向けのまとまった土地の手当てがしにくいか（すなわち自然の参入障壁でもある）を表しています。しかも経営を続けるための採算が求められるのは言うまでもありませんから、適地は極めて少ないと思います。商業床面積が拡大する一方の県内商業施設ですが、今後は中規模でも確実に収益の上がる店舗が求められると思います。内覧会でお会いした日本生活協同組合連合会の浅田克己会長ともお話させて頂きました。（ララプレイス愛宕4階のララコープの落ち着いた雰囲気の美しい店内。買い物しやすい配置で、楽しい雰囲気。内部の工事は最終局面で、商品の搬入はこれから。）
