カジノを含む統合型リゾート(IR)シンポジウムin長崎が開催されました

11月15日午後、長崎市の長崎新聞文化ホールで、西九州統合型リゾート研究会主催による「カジノを含む統合型リゾート(IR)シンポジウムin長崎」が開催され、同研究会有識者委員長・モデレーターとして出席させて頂きました。パネルデイスカッションのテーマは「地方型IR実現の展望と課題について」で、パネラーは、㈱電通ソーシャル・ソリューション局カジノ&エンターテイメント事業部長岡部智氏、IRワーキンググループ事務局長島桜子氏、大阪商業大学学長谷岡一郎氏、ハウステンボス㈱取締役中谷高士氏、佐世保商工会議所会頭前田一彦氏でした。今回は、IR推進法案が最終局面で、今国会に上程される見通しのなか、これまで7年間、準備を進めてきている西九州統合型リゾート研究会としては、「九州・アジア統合型リゾート構想」(2012年6月11日発表)を実現するため、地域(長崎県全域・九州全域)の合意形成を推進するため、県民に広くIRを地域としてどう生かすかを考えて頂く場として、シンポジウムを企画され、会場に多くの県民の方々においで頂き、ほぼ目的は達したと思います。また、谷岡学長の講演では社会的コストの問題や、MICEとの一体化などを海外の事例を上げながら解説していただき、実現に向けて避けて通れない課題に対する理解も深まったと思います。また、島氏からは「カジノなど観光産業は女性の活躍が期待される分野」であることも指摘されました。「地方型IR」を提唱してきた私は、全国の他地域に勝つため、いよいよこれからが正念場であると思いました。お忙しい中をおいでいただいたパネラーの皆さま、行政・企業・県民の皆さまには大変感謝申し上げます。(画像は、谷岡学長の講演風景。)

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