アレルギー体質の方向けの食材・料理に取り組む佐々町GARAMの中川さんにお会いしました

2月8日午後、長崎県佐々町で、町の支援も受けながらアレルギー体質・高齢者向けの食材・食事を積極的に開発している、レストランGARAM経営者中川浩一氏ご夫妻にお会いしました。佐々町は、昔から田園風景が広がる農村地帯で、豊富な食材を生み出す町で学童農園が運営され、アリアケジャパン(東証一部上場)、北村製茶(全国に無農薬茶を出荷)など食関係の有力企業や農園が立地しています。また、佐々川のシロウオでも知られています。アレルギー体質の子供・成人向けの食材・料理には大きな潜在的ニーズがありますが、小麦・卵・甲殻類が使えないなど、症状に合わせた対応が必要で手間暇かかるので、家庭で料理を作るのも大変との声が聞かれます。卵や小麦粉を使わないオムライスやタルタルソースなど、知恵と工夫が必要です。家庭での調理の省力化を図れれば、子供たちや高齢者の食事作りが楽になります。ここまで完成度の高いアレルギー食は全国でも例がなく、このような取り組みをいかに採算のとれるようにするか、料理や流通の専門家を交えて課題を一緒に考えていきたいと思います。(画像はアレルギー体質の方々向けの食事。卵・小麦粉を全く使っていません。米粉も使うのでもちもち感がありました。料理レシピは秘密ですが、完成度が高かったです。)

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