ふくおかFGと十八銀行の経営統合~地域経済発展への好影響を期待したい

2月26日早朝、KTNテレビ長崎から夕方のニュース出演の依頼を携帯電話にいただきました。日本経済新聞の配達が遅く、経営統合(平成30年4月には十八銀行と親和銀行の合併を含む)に関する記事を見ていなかったのですが、その後NHKなど県内外の複数のテレビ局から出演・取材依頼がありました。私は、様々なプロジェクトを銀行と進めてきているので、出演を丁重にお断りしました。私は元三井住友銀行で、二度の合併交渉(三井銀行と太陽神戸銀行の合併、さくら銀行と住友銀行の合併)に深くかかわってきているので、銀行合併が銀行経営や取引先企業・地域経済に与える影響を実際に経験してきています。また、合併準備のための研究として、「銀行合併等が成功するための条件ー米銀の事例研究」(さくら総合研究所調査報告2000年vol4)という論考を公表しています。その前後から金融庁理論研修で、「銀行の収益構造・経営戦略」を10年間担当させていただいてきて、銀行合併についても事例を取り上げてきました。今回の両行の経営統合が地域経済の発展を大いに促すことに期待したいと思います。

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