ひがなが活性化協議会で講演と「浮立を活かした地域活性化」を話し合いました

4月24日夜、ひがなが活性化協議会(会長:山下政郎氏、メンバー23名)の第8回会合が開催され、文化庁に申請した「東長崎伝統芸能「浮立」を活かした観光振興・地域活性化事業」について、打ち合わせました。この事業は、長崎市東長崎地区に古くから伝わる伝統芸能である「浮立(ふりゅう)」を記録・保存し、子供たち等に継承することにより、地域住民の街作りへの取り組みや文化を通じた地域作りの向上に寄与することが狙いです。浮立は、豊年感謝の意を表して奉納される神事芸能で、その語源は、平安時代の「風流」と言われ、鉦(かね)や太鼓のリズムに合わせて踊るものです。特に、矢上くんちの「中尾の獅子踊」は、海外との接点としての長崎を象徴した中国風の踊りが浮立に取り込まれたもので、長崎くんちの小川町の「唐子獅子踊り」の原型になったとも言われており、全国的にも珍しいものです。併せて、地域の企業経営者が多く参加していることから、依頼により私が、「成長する企業の条件と地域貢献」と題して講演をさせていただきました。「自立する地域作り」に少しでも役立てていただければと思います。

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