ながさきSUISAN・ウインタースクールの地域活性化講座でコーデイネータを務めさせて頂きました

やや古い話になって恐縮ですが、2月13日夕方、平成25年度「ながさきSUISAN・ウインタースクール」で地域活性化講座のコーデイネータを務めさせていただきました。パネリストは、「北海道マリンビジョン21」を推進してきた国土交通省北海道開発局農業水産部岡貞行課長、北海道歯舞(はぼまい)漁業協同組合伊藤康彦専務理事、北海道寿都(すっつ)町産業振興課瀧山修市課長、福岡県糸島漁業協同組合吉村寿敏参事、長崎県上五島町漁業協同組合近藤守代表理事組合長でした。今回のスクールのメインテーマは、水産庁が推進している、水産業を核とした漁村活性化(浜の活力再生プラン)で、例えば、歯舞漁協は、「昆布しょうゆ」「日の出うに」「根室さんまロール」などをブランド化して成功しています。長崎県上五島漁協は、六次産業化を目指して、少し獲って高く売る手法を追及し、「箱入り娘」(イサキやタチウオなどのセット)が好評です。漁協が漁業だけのことを考えるのではなく、「地元に仕事があれば地元に残りたい若者の希望実現への手伝い」など、地産地消と自然エネルギーを活用する島おこしへの取組を進めると話しておられた、近藤組合長の発言が印象的でした。このスクールには毎回呼んでいただいており、平戸市の生月漁協を始め、漁協経営の改革を支援させて頂いてきた私にとって、全国の事例の推進当事者の声を聞く良い機会となっています。(画像は、スクールでの上五島漁協・近藤組合長の講演風景。)

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