ながさき節電コンテスト表彰式開催報告~原発問題がなくても節電は進めよう

12月15日午後、ながさき節電コンテスト(今夏実施)の表彰式を長崎市図書館で開催し、ながさき省エネコンソーシアム会長として、私が主催者挨拶させて頂きました。ながさき節電コンテストとは、電力会社から届く「電気ご使用量のお知らせ」に記載された電気使用量と前年同月の使用量を比較し、削減率や削減量を競う取組です。最優秀賞を受賞された山崎省三氏(平戸市)は、69%削減を実現しました。エアコン・テレビ・冷蔵庫の使用方法を変えただけで、節電できることが良くわかっていただけたと思います。昨年来、福島原発問題を機に、計画停電や節電への取り組みが行われてきましたが、原発問題が無くても、可能なところから節電は進めるべきだと思います。経済成長には電力は不可欠だし、高齢者・子育て家庭では節電が難しいと思います。一方、日本はエネルギーの大半を輸入に頼っているので、安定的な電力供給が確保されなかったり、今回のように、高価格の石油・天然ガスを輸入せざるを得ないリスクも考えておかなければならないと思います。国家のエネルギー安全保障は食糧と並んで確保することが必要ですが、みんなで節電で乗り越えられることも多いのです。私は、昨年夏、家でエアコンを使用せず扇風機に切り替えたところ、電力使用量が半分になり、過度に身体を冷やさないので体調が良くなったのを覚えています。

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