「佐世保・北松の近代化産業革命遺産調査研究」報告書を完成させました~「保存と活用」がテーマ

3月25日、長崎県学術文化研究費補助金対象事業「佐世保・北松の近代化産業革命遺産調査研究」報告書を完成させました。本研究は、長崎近代化遺産研究会の菊森・原田・宮川が中心となって、佐世保・北松の炭坑・鉄道・橋梁を中心とする近代化産業革命遺産を研究したもので、特に鉄道に着目し、旧世知原(せちばる)線・旧臼ノ浦(うすのうら)線・旧柚木(ゆのき)線の3線を中心とし、炭坑開発・石炭積み出し港までの輸送経路・沿線の関連近代化遺産を整理しました。その結果を踏まえて、世知原線・臼ノ浦線沿線の観光開発を提案しています。佐世保市は、日本遺産「鎮守府(ちんじゅふ)」に認定され、本研究は、その構成資産27件の一つ、「松浦鉄道㈱鉄道施設群」に密接に関連しています。佐世保は、長崎と同じ産業革命遺産であっても、明治以降の富国強兵政策に沿った軍港整備により、急速に発展した経緯があります。本研究は、県への提出を経て公表したいと思います(画像は、佐々川にかかっていた旧臼ノ浦線の鉄橋跡)。http://kikumoriatsufumi.com/wordpress/wp-admin/media-upload.php?post_id=5920&type=image&TB_iframe=1

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