「スノーボール」(ウオーレンバフェット伝)は小説より面白い

7月18日、今朝5時のNHKニュースでいきなり飛び込んできたのが、マレーシア航空機のウクライナ上空での墜落。飛行機に乗ることの多い私にとって、決して他人事ではない事故です。東京から長崎の向かう飛行機の窓から、あり得ない「猛スピードで向かってくる飛行機との擦れ違い」を目撃した時は肝を冷やしました。衝突を避けるために、東京から長崎に向かう飛行機は、中国地方を通り、長崎から東京に向かう飛行機は四国地方を通るものと思っていました。さて、今週は、先週の台風九州直撃の影響を受けて、スケジュールが変更となって立て込んでしまい、慌しい一週間となりました。16日夜の佐々町「子供子育て会議」を21時で終わり、その日は佐世保で泊まって、17日は10時に福岡の中小企業診断士・米倉博彦氏(新上五島町出身)にお会いし、長崎に戻って少子化対策のための「めぐり逢い事業」の企画、夜は長崎大学・長崎総合科学大学の教授・名誉教授との食事など、「忙し過ぎない」生活を心がけています。佐世保から福岡に向かう高速バスの中で、アリス・シュローダー著「スノーボール」(中巻)に没頭してしまいました。著者はウオール街で著名なアナリストで、全米十指の個人投資家に上り詰めていくウオーレンバフェット氏の人生を描いたドキュメンタリーです。小説を読むより面白く、バフェット夫妻の地方都市オマハでの極めてつつましやかな生活や、ワシントンポスト社購入など、マスコミへの関心を強めていく「人間らしい」側面が良く現れていて、アメリカの著名投資家の実利と社会貢献のバランスが良く分かります。興味のある、特に若い方には役立つ本だと思いました。(画像は、長崎市伊良林の無量庵の部屋から中庭を望む。長崎には静かな時間を楽しめる場所が多い。2014.7.17撮影。)

画像2014071718190000

カテゴリー: 人生, 友人, 投資, 教育, 福岡, 街作り, 長崎   パーマリンク

コメントは受け付けていません。