「シニア移住」研究を(西日本新聞記事)~アメリカCCRCも一つの類型

1月26日西日本新聞朝刊の「探ながさき2015」の欄に「シニア移住研究へ」と題した記事が出ました。長崎県が2015年度から「高齢者向けの住居と医療介護施設を集積させ都市部のシニア世代を県内に呼び込む新たな街作りモデルの研究」と紹介されています。これは、アメリカのCCRC(Continuing Care Retirement Community)を参考にするものですが、私は2011年から福岡県の研究者と意見交換させていただきながら、長崎県内の地域にCCRCを導入することを想定した研究を進めて来ました。記事の中で、「高齢者が多く、離島やへき地を抱える長崎県だからこそ、安心した老後について考えるCCRCが定着しやすい素地はある」との私のコメントが引用されています。カリフォルニア州を始めとするアメリカのいくつかの州には、身体が動ける50歳代からコミュニティで趣味を楽しみながら一緒に生活し、加齢に伴い医療・福祉といったサービスも受けられる仕組みが出来上がっています。このブログにも書いてきたように、長崎県内の一定地域(例えば、県北の佐々町や長崎市・東長崎地域など)に医療・福祉を合体した高齢者が住みやすい街をつくることが求められています。(画像は2015.1.26西日本新聞記事。)

 

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