3年ぶり感動の小値賀島

11月7日、3年ぶりに小値賀島を訪れました。三年前は、国際音楽祭のシンポジウムのコーデイネーターを務めさせていただきました。今回は県北振興局の農林漁業体験観光検討会議と、ソーシャル・ビジネス創出支援事業(対象は㈱小値賀観光まちづくり公社)の2件を実施しました。小値賀町は、体験観光プログラムで全国的・世界的に有名な島です。私と同じ奈良県出身の高砂樹史氏がNPO法人おぢかアイランドツーリズム協会の専務理事をしていることもあって、親近感を覚えています。また、古民家再生を支援されたアレックス・カー氏とは、小値賀島や平戸の松浦家の茶会でお会いして、今回は都合で会えなかったのが残念です。私の十年来の友人で東京の一級建築士で大村市の競艇場建替えのアドバイザーもしておられる森山高至氏にも声をかけ、古民家を見ていただくため、京都から駆けつけてもらいました。今回は、古民家を再生した藤松レストランで昼食をとり、港近くの先小路(SAKISHOJI)に、シュシュの山口成美氏と宿泊しました。先小路は柱など構造は江戸末期のものを活かし、現代風に作り変えたもので、アメニテイに優れ、快適性抜群でした。食事も小値賀産のお米や魚にこだわり、味噌に特徴があります。建築士の森山先生の意見では、古民家再生の投資額は今後半分程度に抑えることができるのではないかとのことでした。事業採算をとるためには、投資額とメンテナンスコストを小さくする必要があるので、新たな再生を行う場合には、検討したらいいと思いました。

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